1:2020/01/05(日) 13:29:21.97ID:HBa+uQ7B0●
(社説)民主主義の分岐点 ポスト「安倍政治」を見据え
長期政権のひずみが広がるのか、それとも、新たな一歩を踏み出せるのか。
分岐点の1年である。
大切なことは、「安倍政治」がもたらした惨状をどう修復するのか。
その視点こそが基軸とならなければいけない。
表裏をなす光景が、昨夏の参院選の首相の遊説で見られた。
首相を激励するプラカードを掲げた支持者らが周囲を固め、批判的な聴衆との間に「壁」をつくる。
森友・加計学園から桜を見る会まで、首相に近しい者が特別な便宜を受けたのではないかという構図である。
一方で、首相は野党やその支持者など、考え方が異なる者への敵視を隠さない。
多様な国民を幅広く包摂する政治に転換するのかが問われている。
立憲・国民両党は次の総選挙をにらみ、合流に向けた協議を続けている。
政治に失望した人々をも振り向かせる力強いメッセージを発することができるか否かが鍵となろう。
日本の民主主義を立て直す方途を探る1年としなければならない。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14316344.html